マーケットのアノマリーの神秘性(その1)

トレーダーYです!

「アノマリー」という言葉をご存知ですか?

ネットで検索すると、Wikipediaでは、「アノマリーとは、ある法則・理論からみて異常であったり、説明できない事象や個体等を指す。科学的常識、原則からは説明できない逸脱、偏差を起こした現象を含む。すでに説明できるようになった現象でも、アノマリーあるいは異常という名称がそのまま残ったものも多い。」とされています。

マーケットの世界でも、実はアノマリーとされる現象は多くあります。例えば、日興証券のアノマリーの説明 の用語説明では、「小型株効果」が取り上げられていますね。

具体的には、「例えば小型株効果とは、小型株で構成されたポートフォリオは、市場平均よりも相対的にリターンが高いという事象のことですが、現代ポートフォリオ理論の代表的なモデル(CAPM)では、市場が効率的であれば、証券価格は大型株、小型株にかかわらず、そのリスクによって決まると結論付けています。したがって、小型株だけ相対的にリターンが高いというのは、現代ポートフォリオ理論では説明しきれない事象なのです。」と記載されています。

株式会社カブロボのシステムトレードは、実は、アノマリーに基づくものとなっています。「なぜそうなるのか分からないけれど、過去の値動きを見る限りでは、そのようになっている」というのは、実に神秘的と思いませんか?